ミキサーが何をしているか
ミキサーは、複数の利用者から預かった資金をまとめ、送金元と送金先の対応関係を分かりにくくするサービスです。ブロックチェーン上の記録自体は残るため、あるアドレスがミキサーへ入金した事実は確認できます。分からなくなるのは、その資金が「どの出金」として出てきたのかという対応関係です。
公開事実にもとづく記述
公開情報から言えること・言えないこと
| 確認したいこと | 一般的な可否 |
|---|---|
| 対象アドレスからミキサーへの入金 | 確認できる |
| ミキサーからの出金全体の記録 | 確認できる |
| 入金と出金の1対1の対応 | 条件による |
| 出金先の利用者の特定 | 法的手続きが必要 |
オンチェーン分析にもとづく記述
金額が特徴的である場合、入金から短時間で同額に近い出金が行われている場合、あるいは出金先がその後に同一の取引所へ集約されている場合には、対応関係を絞り込める余地があります。ただしこれは確率的な評価であり、当社では確定した事実とは区別して報告しています。
当社の推測にもとづく記述
それでも記録を取る意味
追跡が途切れた地点までの経路は、捜査機関が別の資料と突き合わせる際の出発点になります。また、時間が経ってから資金が動き、取引所へ着金することもあります。分析の時点で結論が出なくても、記録を残しておく価値はあります。
当社の推測にもとづく記述